コロコロ変わりやがって!

専門学校の募集が厳しい!今年度日本人はわずか90名、留学生が60名という状況だ。そんな中、俺たち日本語学科の1年課程に非常事態!スキームの本家本元の会社が事業をストップさせた。内部の財務状況の悪化が関係している。まあ、オレはそんなことがあっても2年課程と1年半課程で集める自信はある。で、驚いたのはつい数ヶ月前に「絶対に留学生増員はしない!」と言い切っていた某上司2名がなんと!H32年度に20名増員したらどうかと提案してきたのだ。「こいつら!コロコロ変わりやがって!」ポリシーもクソもねえ野郎共だ!オレはテキトーにかわしたが、どうやらリアルになりそうな予感!まっいっか。それで俺たちの部著の存在感が更に増すってわけだ。オレは着々と準備をするだけだ。とかね。駄目だ駄目だ、傲慢になっちゃいかん!謙虚にならなあかん。こういう時ほど腰を低くしてようっと!
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# by oritaraakan | 2018-06-06 18:49 | 徒然日記 | Comments(0)  

T市人権擁護委員会総会での講演

別に人権擁護団体に興味があるというわけではないが、以前T市で実施した韓国に関する講演を聴いた方がオイラを熱烈に推薦してくれたらしく、今回の講演につながった。こういうつながりはとっても嬉しい。講演内容は「異文化理解について」。隠れ移民大国日本の現住所とこれからの日本人が持つべき世界観を提示させてもらった。みなさんとっても熱心で、あっという間に時間が過ぎた。楽しかった!! 終了後早速一人の方(施設関係)が軽くオファーをかけてきた。これからできることはどんどん増えていくだろう。これからまたどんな繋がりができてくるか楽しみだ。
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# by oritaraakan | 2018-05-16 00:27 | 徒然日記 | Comments(0)  

天皇杯全国大会へ!

次男坊が所属するKS大学サッカー部が、天皇杯I県予選において優勝し、全国大会へのチケットをもぎ取った。この写真で全員丸刈りになっているのは厳格なK監督の指導によるもの。次男坊は獣のような奴らともうちゃんとできている。大したものだ。先日は2試合連続ゴールもきめた!さあ、これから更に上をめざしてがんばれ!

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# by oritaraakan | 2018-05-16 00:15 | 徒然日記 | Comments(0)  

荻耿介「イモータル」中公文庫

もともとの題名は「不滅の書」であったらしい。「不滅の書」がさすものは「智慧の書」(=インドの古典「ウパニシャッド」)。インドに渡った兄はこの書だけを残して15年前に消息を絶った。どうやらこの書にいろいろな秘密が込められているらしい。主人公はこの「智慧の書」を手にとるようになってから兄の亡霊をみるようになる。兄は営業職で人間関係などに苦しむ主人公に「堂々としていろ」と語る。「急ぐにしても荘重に、手っ取り早さよりは、大きな目標を掲げそこに向かって苦しんで生きでみろ!」ということをAllegro maestoso(大きな楽章の息の長い=遠い目標に向かって高貴な努力を重ね、ついにその目標に到達した有様)、Adagio(ゆったししたテンポ=ちっぽけな幸福など相手にしない大いなる貴い努力の苦悩)という表現で語った。この小説は史実に基づきながらも時空をこえて「智慧の書」を守ろうとしてきた人々が描かれている。「ウパニシャッド」はヒンドゥ教の根本聖典。これをムガール帝国の皇子ダーラー・シコーがペルシャ語に翻訳したが、「神の前では誰もが平等」という思想に反発した偏狭なイスラム教主義者たちによって政争敗北、処刑という悲惨な結果をもたらす。その後、このペルシャ語訳をフランス革命真っ只中のパリでデュペロンという学者が「命がけで」ラテン語に翻訳する。その後、ドイツの若き哲学者ショーペンハウアーが代表作「意志と表象としての世界」として結実させる。その著作は日本人によって日本語訳が施され、多くの青年知識層に影響を与えた。

「ウパニシャッド」ではすべての存在を包括する宇宙の原理をブラフマンとし、ここに立っている自分や足元の草一つ一つをアートマンと名づけた。その二つは渾然一体の体をなし、「梵我一如」という言葉で表される。世界がどんなに絡み合い、困難であったとしても、「違っていて当然」なのだから「解きほぐせばいい」。深刻になりすぎず「涼しく」そこに向かっていけば着地点は見えてくる。分裂の放置は更なる分裂を生む。しかしそれは自分にもオッカムの刃の如く返ってくる・・。主人公の兄はムガール帝国時代に偏狭なイスラム主義の象徴として立てられたタージマハ-ル、差別主義への怨念を根としたモスク破壊事件に巻き込まれて死んだ。「智慧の書」が目指す道は「狭き門」なのだ。

主人公はこの壮大な物語によって一つの光を見出す。

「堂々としていろ」

「丁寧に、寛容に、涼しく解きほぐせばいい」

兄の言葉が響き続ける。

一冊の小説のなかに実に壮大な物語が重層的にこめられていた。面白い一冊に出会った。


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# by oritaraakan | 2018-04-30 11:31 | 読書ログ | Comments(0)  

笹原宏之「漢字に託した日本人の心」NHK出版新書

日本人が如何に中国・半島伝来の漢字を自分なりに消化してきたのか、いろいろな視点から観察されている。今日本人が勝手に解釈してしてる漢字に「当て字」等が多く存在する。しわすは「師が走る」などではなく、しはすというもともとあった言葉の当て字であり、仏滅ももともとは物がなくなりやすい「物滅」だったということ等、知らないことだらけだ。


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# by oritaraakan | 2018-04-30 00:35 | 読書ログ | Comments(0)  

宮田健「デジタルの作法」角川Epuβ文庫

副題は1億総スマホ時代のセキュリティ講座とある。自分の脇が如何に甘かったか痛感したと同時に、特にクレジットカードのセキュリティの脆弱さに驚いた。デジタル時代の正しい作法「ITセキュリティ」は今後その重要性は増していくだろう。情報漏洩のニュースにも疎かったが、これも内容をよく見ておかないと、自分のお金が奪われることもありうる。攻撃者はJavaを狙う。Javaは最新でなければ削除したほうがいい。必要のないアプリを消しておくのもセキュリティ対策。WiFiはWPA/WPA2などの新しい暗号方式が使えるものにすること、VPNという暗号化システムを用意することが大事でHotspot Shieldがいい。WindousにはEMETが必須。クレジットカードのセキュリティに3Dセキュアは必須となっている・・等知らないことのオンパレードだった。アナログ人間である自分への大いなる警鐘となった


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# by oritaraakan | 2018-04-30 00:33 | 読書ログ | Comments(0)  

半藤一利「戦う石橋湛山」東洋経済新報社

「石橋湛山の戦いは激流の中の孤舟の戦いであった。この真摯な持続力は類を見ないものであり、エネルギーは超人的であった」

「剛毅という言葉がある。思慮なくして剛毅なら猪武者になる。石橋は軽率な猪武者ではなかった。根底に彼独得の哲学的思索があった」

東洋経済新報で軍部に真っ向から反対の論陣を張り続けた信念のジャーナリスト!経済学者であり、政治家でもあった。小東条が跋扈する報道機関の中で東洋経済新報はその信念を曲げなかった。終戦寸前には88年の生涯で唯一の弱音を吐く場面があるのだが、「真に国家のために」論陣をはる清廉かつ気骨のあるジャーナリストは貴重だ。国家に対する反逆者ではない。彼は実子を戦争に送り出して戦死している。

「新報には伝統、主義がある。その伝統も主義も捨て、軍部に迎合し、ただ新報の形骸だけを残したとしても無意味である。そんな醜態を演ずるなら、いっそ自爆して滅んだほうが遥かに世の中のためになる」

日本軍部による中国侵略の愚を真っ向から批判しつつ、「相手側の民族による自治」を認める形での満州権益維持を主張するなど、しなやかさが際立つ。新時代を向かえる日本のとるべき道を「身を棄ててこその面白味」と表現した。当時、台湾・シナ・朝鮮・シベリア・樺太が国防の垣と軍部がいっていた時代に「その垣こそ最も危険な燃え草」だと表現した。また「資本は牡丹餅で、土地は重箱だ。入れる牡丹餅がなくて、重箱だけを集むるは愚である」と大陸生命線論議に大いなる疑問をぶつけ続けた。

「朝鮮・台湾・樺太・満州」というごとき、わずかばかりの土地を棄てることにより広大なるシナの全土を我が友とし、進んで東洋の全体、否、弱小国全体を我が道徳的支持者とすることは、いかばかりの利益であるか計り知れない」

湛山は軍部の統帥権を「許すべからざる怪物」と呼び、統帥権の野放しを戒める記事を書いていた。また、外交や大陸も問題についても「怖いもの知らずの論陣」を張っていた。

当時、戦中派、毎日新聞や朝日新聞の「国民を煽る報道」が間違った方向を後押ししていたが、

「外交問題の処理に最大の禁物は昂奮と偏見である」

「中国を侮蔑することなかれ」

「満州新国家に対しては一に親切、二にも親切、三にも親切」

と主張。当時、それらは国民の注目を浴びなかったが、今という時代に必要な論点だ。

松岡自身の言に「国際連盟脱退は明白に日本の焦土外交の失敗だった」とある。これを戦前肯定主義者達はどれだけ把握しているのであろうか。ケインジリアンだった湛山は経済政策には一貫性があったが、国際法上の視点が欠けており、それが時折見せる「切れ味の悪さ」につながっていた。そういう弱さもあっていろんな批判にさらされている。しかしこういう気骨あるジャーナリスト戦中にいたということは希望である。俺もそういう気概を持っておきたい。


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# by oritaraakan | 2018-04-30 00:30 | 読書ログ | Comments(0)  

野坂昭如・黒田征太郎「教えてください、野坂さん」スイッチパブリッシング

姉貴からの誕生日プレゼント。姉貴の友人である黒田征太郎のサイン入りだ。黒田氏は「知をひけらかさないで、国の欲望の暴走を警告し、闘い続けた」野坂氏を無条件に尊敬する。原子力という「希望のエネルギー源」が注目されていた時代に、真っ向から挑戦した「自弔の鐘」という連載を書き続けた。恋愛から国家の問題まであらゆる質問に即答する野坂氏とのやりとりが面白い。俺はやりとりもそうだが、ページに書かれたデザインになんともいえない共鳴を覚えた。


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# by oritaraakan | 2018-04-30 00:24 | 読書ログ | Comments(0)  

長男のこと

大学3年生になった長男。高校3年時のトラウマを抱えて、新聞奨学生などを経て大学に入学。勉強のほうは単位を全て取得し、アルバイトもホテルの掃除からマックまでいろいろこなしてきた。一段一段成長しているし、当時のトラウマから徐々に脱してきている。今では日本経済新聞社本社のデジタル部門でのアルバイトと毎日新聞社本社でのアルバイトをこなしている。就活を見据えたものだ。今日は彼のカリスマである孫正義の講演会にいっているらしい。夏には短期留学に行きたいと言い出し、お金は更にかかる模様。でもこうやって一切医療機関に頼らず、精神的にたくましくなっていっている姿を見ていると、支援したくなる。金銭的なことは同じ大学生の次男のことも考えるとあと3年はこの状態だな。年間300万円は必要。まあ、何とかして、いろんな方法を総動員して、支えてやろう!!
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# by oritaraakan | 2018-04-24 15:11 | 徒然日記 | Comments(0)  

新入生来たる!募集業務の今後・・。

平成30年度4月生、全入学生150名中、62名はわが日本語学科!もう留学生が半分に迫る勢いだ。一時期は邪魔者扱いされた俺達。またいろんな障害もあったが、ここまで辿りついた。特にM先生の貢献度は高い。M先生は留学生のためのIB学科も視野に入れたオイラの戦略と価値観を共有している。ちょっと残念なのは古参のK先生が日本語学科だけが視野に入っていて以前の意識から抜け出せないでいることだ。俺は今後の日本語学科の重要な部分である募集ノウハウをM先生に伝授する。K先生はこれが大いに不満らしいがお門違いだし、大いなる勘違いだ。来年度もまた目標を突破する!そして日本語学科・IB学科の基盤を確固たるものにする。俺は残された6年という期間内に道をみつける。ワクワクするなあ^^
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# by oritaraakan | 2018-04-21 22:56 | 徒然日記 | Comments(0)  

ミャンマー出張 人との出逢い

海外出張で大切なのが「人との出逢い」今回ミャンマーでとってもいい出逢いがあった。これがまさに財産だ。この人たちを大切にして自分の仕事の力にしていきたい。
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# by oritaraakan | 2018-03-25 13:34 | ASEAN日記 | Comments(0)  

諏訪哲二「教育改革の9割が間違い」ベスト新書

 表紙に書かれていたアクテイブラーニングが是か非か、ということより「プロ教師の会」名誉会長としての教育の見解が紹介されている本だった。でもそれがかえってよかったような印象もあった。教師という特殊な職業を持つものの性というか正体をよく見抜いているなと感じた。教師が陥りやすいのが「私は生徒の立場に立って考えている、生徒のことを真剣に考えている」といった勝手な思い込みだ。そういう正義感でつっぱしる場合の如何に多いことか!

「ほとんどの教師は生徒に対して独善的であり、自己過信的である」

これは至言だろう。時代が進んでいけば当然学生の教師に対する味方はかわる。その学生の立場に立つというのは「自分にとって都合のいい立場に自ら立つ」ということにならないか?そうすると教師はどうしたらいいのか?学生側に好かれるように寄り添っていくというのは堕落でしかない。教師としての筋を立てて変わらないものをもっていることが大事なのだ。

「教えることが上手な教師とは、学生が何をどれだけ知らないかを知っている人であり、その子にどう教えるのが適切かを感受できる人のことをいう」

そう教師としての役割を知っていれば、自動的に単調な授業になるわけがないし、それがアクテイブラーニングだということになる。だから紋切り型の教育、効果的な授業手法なんてものは学生の数だけあるのであって、お上が指定できるようなものではない。俺は学校でFDを担当してきて一定の勉強ができたが、これを一人一人にあった形で提供することが今後とわれるだろう。

本著で尾木ママのことが言及されていた。彼が先生と学生を「説得と納得」の構図で語ることについて教師の傲慢だと言い放っていたが、俺はそれ以上に教育評論家なんていう胡散臭い存在はいらないと考えている。今、現場にいない人に語る資格などないと思う。

著者の諏訪氏については少しだけ知っているが、国際性といった面でいうとやはり残念な視点しかもっていない。まあ、それが日本の教育畑にいる人の限界なのだと思う。

教育に対しては謙虚に、学生に対しては凛として臨むのが一番シンプルなアプローチだろう。そういう姿勢でまた新学期に臨んでいきたい。


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# by oritaraakan | 2018-03-25 13:25 | 読書ログ | Comments(0)  

姜克實「自由主義の背骨 石橋湛山」丸善ライブラリー

戦後の日本で異彩を放つ元首相、言論人であった石橋湛山。氏についてはまだ十分に知るところがなかったが、ある意味入門書となった。戦前戦中のファシズム社会においても自らの主張である小日本主義、反ファシズム主義を貫いた。そこまでは知っていたのだが、あの全体主義の真っ只中でどうやってそれが可能だったのか?多くの知識人が転向を繰り返す中不屈の抵抗はどのようになされたのか?そもそも湛山の思想とは何だったのか?それはどんな背景をもって生まれたのか?そういった疑問に答えてくれる一冊だった。湛山は1884年日蓮宗僧侶の長男として生まれている。幼いころから父の宗門の兄弟分であった住職によって教育をうけた。かなりの問題児だったらしいが、住職の「沈黙で語る」教育があらゆる面で思考を深めさせ「徹底した個人主義」を学んだ。その後、中学時代にはクラーク博士の薫陶を受けた大島校長から「剛健な開拓者精神」を学び、日蓮とクラークという東洋と西洋の2先覚から感化を受けた。日蓮宗には国家主義的な側面がよく見られるが、湛山はプラブマテイズムの「人生中心」の世界観をモットーとしていた点で異端であった。湛山にその後、決定的な影響を与えたのは進学した早稲田大学哲学科で出会った田中王堂。王堂はアメリカ留学中ジョン・デユーイの直接の指導を受けた。つまり日本でのプラグマテイズム学問の草分け的な存在だったのだ。その王堂から受けた哲学的な素養が後の湛山の思想の背骨になっている。彼の思想的闘争は「東洋経済新報社」入社を機に始まる。特に思想統制に対する徹底した抵抗は当時の教化政策や治安維持法、アジア拡張主義に強く向けられた。アジアとの関係に関しては搾取や強奪でなく育成と互恵を基本的な方針とし、植民地政策にも厳しく批判を加えた。しかし湛山はケインズ主義者でもあった。いまでいうリフレーション信奉者だ。ある意味それは危険性もはらんでいた。あの高橋是清の先をいっていたのだ。だから経済学者からは集中砲火をあびることもある。また思想的に継続的主張ができないと判断したときには「満州支配や大東亜共栄圏の容認」をするなど思想的退却もしている。完全無敵のガチガチの思想家でないあたりが「生き残り戦術」も持ち合わせる図太さをみせている。このあたりが俺にとって共感を覚えたところだ。現実を無視した頑固一点張りの思想家でなく、ちゃんと「生き抜いて」自らの信念を貫いていく老獪さが彼をして首相にまで押し上げたのかもしれない。あまり知られていないが彼はまだ国交のなかった中国との関係改善に向けて、周恩来とも会っていた。日米中ソ安全平和同盟という当時としては「非常識な」構想に向けて真剣に動いていたのだ。こういう侍が昭和の時代に生きていたということが実に感慨深いし、シンパシーを感じる。これから湛山についても調べていきたい。


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# by oritaraakan | 2018-03-25 13:22 | 読書ログ | Comments(0)  

シュエダゴンパゴダ

ミャンマー仏教の聖地!先回は昼間行ったが、地元の人のアドバイスで夕方からいってみた!荘厳そのもの!今も目に焼きついている。
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# by oritaraakan | 2018-03-25 13:20 | ASEAN日記 | Comments(0)  

ミャンマー出張

ミャンマーへの1年ぶりの出張。1年前は何のとっかかりもなく、不安と期待が入りまじった心境だったが、本当に運が味方してくれた。A日本語学校のP先生との出逢いがすべてだった。たった数時間で全面的な信頼を寄せてくれたのだ。5月にはオイラの学校にも来てくれ、10月には優秀な3名の学生を一度に紹介してくれた。4月にはもう一人くる。そんな状況での今回の出張・・ミャンマーがかなり身近な存在になった。昨年同様ミャンマー仏教の聖地、シュエダゴンパゴダから徒歩10分のホテルに滞在し、活動をした。現地の人とたくさん話し、食べ、一緒に笑った。こんなすばらしい仕事はないだろう。ますますやる気がでてきた!日本に帰ればまた田舎の小さな個人商店の中でいろんなくだらない仕事もたくさんあるが、支えてくれる素晴らしいスタッフがいる。彼らとともにこの日本語学科の付加価値を高めていきたい。
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# by oritaraakan | 2018-03-24 15:13 | ASEAN日記 | Comments(0)  

トビー・レスター「ダ・ヴィンチ・ゴースト」筑摩書房

副題はウィトルウィウス的人体図の謎とある。俺はこの副題に惹かれてこの本を手にとった。

我々がよく目にするこの人体図はイタリアの1ユーロ硬貨にも使われるほどに普及しており、否定しがたい認知度と訴求力をもった世界的なイコンである。しかし、その背後にある物語をしる者はほとんどいない。その物語を語っているのが本著なのだ。このウィトルウィウスという名前はローマ時代の建築家・軍事技術者であった人の名だ。アポロの神殿などローマ時代の建築黄金時代を築いたアウグストゥスの時代。彼はまだ存在していなかった建築の指南書を人生後半の力を注いで完成させた書が「建築十書」だ。しかし単なる建築指南書ではない。幾何学、哲学、宇宙を含めた壮大な内容なのだ。この人体図は理想的な存在、当時でいうと、捧げた君主であり理想の対象であったアウグストゥスを示していた。この本をまともに読み解ける建築家は歴史上ほとんど存在しなかった。残ったのは写本だけだった。この人体図に真正面から取り組んだのがレオナルド・ダヴィンチだ。医学にも格別の関心をもっていたダ・ヴィンチは「絵画至上主義」といってもいい視覚崇拝主義者だが、「建築十書」から、あらゆる技法と、何より自然の描写について学んだ。誰も解けなかった「建築十書」を紐解き、ウィトルウィウスをルネサンスに蘇らせた。それがダ・ヴィンチなのだ。俺は純粋に「見る」ということの奥深さを感じた。絵の力・・大変なことだ。デッサンか・・またちょくちょくやってみるか。


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# by oritaraakan | 2018-03-10 16:47 | 読書ログ | Comments(0)  

インドネシア出張

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海外市場開拓のために先月末に行ったインドネシア!これで仕事を通じていった国は中国、韓国、ベトナム、ラオス、カンボジア、シンガポール、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、カタール、ネパール、インドネシアと12カ国目!この中で確実に結実となった国は中国、韓国、ベトナム、ミャンマー、バングラデシュの5カ国!まだまだ厳しいようなかんじもするが、他校は複数名のスタッフでもっと足しげく足を運んでいることを考えると、ずいぶん限られた条件でちゃんと結果が出せたと思う。まあ、いま俺の上にK氏とY氏あわせてKYコンビがやたら俺の仕事にメスをいれたがっていて、出張を職員にも行かせようとしている。アホな連中は「お楽しみ?」なんてことを口走つる奴もいる。ったく、俺はU学園の幹部達みたいに金で女性を買うようなことは絶対しない。俺がどんだけ現地で動いているか誰も想像できないだろう。まあ、いい。かわりに行かせられるところは別にまかせてもいいのだ。結果は少しへるだろうけど。上の意向なのだから仕方ない。まあ、いいとしてインドネシアはなかなかでかい市場だし、これからもう2押しくらい必要な市場だと思う。1回で結果は難しいかもしれないが、手ごたえは感じた。とにかく俺は現地のものを食い、歩きまくり、たくさんの学生と会った。エネルギーをたくさんもらった。ありがたいことだ^^
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# by oritaraakan | 2018-03-08 23:27 | ASEAN日記 | Comments(0)  

なんといってもこの場面!

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今回のピョンチャンオリンピックで「ああこれだ!!」と思ったベストショット! 韓国ではかなり取り上げられた名シーンだ。俺は日韓関係だけでなく異文化理解を考える上でとっても貴重な資料だと感じている。キーワードは「リスペクト」これがなければ信頼関係など築けない。ニュースで扱われる内容は「不信感」を生み出すものであふれかえっているが、こういう友情が日韓間でたくさん育くまれているのだ。このシーン、何回見たかわからない。小平奈緒の姿勢は「尊敬される日本人」「信頼される人間」になるためのエッセンスが凝縮されている。大切にしたい場面だし、おれは繰り返しこのシーンを想起させていきたい。
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# by oritaraakan | 2018-03-02 01:02 | 徒然日記 | Comments(0)  

ピョンチャンオリンピック開幕!!

今日、ピョンチャンオリンピックの開会式を少しだが見た。オイラの予想通り最後にキムヨナが出てきた。約30年ぶりのオリンピックという話を聞きながら、この30年間が走馬灯のように蘇った。俺が韓国に渡った時、韓国が俺の人生にここまで影響を与えるとは夢にも思わなかった。しかし、韓国は俺に数多くの感動と驚き、そして恩をもらった。それは人生観を根本から揺るがすようなものだったといっていい。今日からしばらく世界の視線は韓国にあつまる。なぜか自分のことのように嬉しい^^。俺は今年も韓国の素晴らしさをいろんなところで発信しつづける。この恩返しの旅は一生続くだろう。素晴らしい大会になってほしい!!!!
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# by oritaraakan | 2018-02-10 00:35 | 徒然日記 | Comments(0)  

中尾良信「日本禅宗の伝説と歴史」吉川弘文館

禅宗の開祖達磨について恥ずかしながら初めてわかったことがいくつかあった。「洛陽伽藍記」という信頼性の高い記述に「波斯国(ペルシャ)からきた達磨が洛陽の永寧寺の美しさに感嘆し、連日「南無」と唱えて立ち尽くしていた」とあるらしい。そう、中国禅宗の開祖である達磨はインド人あるいはペルシャ人だということだ。確かに達磨図をみると胸毛も濃いし?風貌も中東系だ。今の禅宗は六祖と呼ばれる慧能が祖と仰がれている。日本の禅宗は開祖として栄西の存在が昔から取り上げられてきたが、著者は中国天台宗の開祖、南嶽慧思の生まれ変わりとしての聖徳太子が達磨と出会っていたという伝説について「元享釈書」を元に紹介している(この伝説を日本に持ち込んだのは鑑真)。

日本の禅宗伝来に大きく貢献したのは最澄である。桓武天皇の後援で中国にわたり、中国天台宗等から学んだ最終結論は4つの教え(法華円教・菩薩戒・禅・密教)であった。円・戒・禅・密教の「四宗相承」が日本天台宗の基となっている。実は「南嶽慧思の生まれ変わりとしての聖徳太子」は天台宗が後日主張していったらしい。

日本史の教科書をみると建仁寺の開山である明庵栄西が「日本禅宗の開祖」とされている。これは前後日本史教科書の中心人物となった家永三郎氏の「日本禅宗=宋朝禅の伝来=鎌倉時代」という主張が色濃く反映されている。著者はここにかなり疑問をもって本著を綴っている。栄西は鎌倉幕府の帰依をうけることで、政治的に優位に立ち、いわば禅宗始祖の栄光を手にしたのだ。栄西の禅宗は密教色が強く、道元の密禅併習とは一線を画す。道元は祗管打座というものを志向し、純粋禅の方向性をとり曹洞宗としてまとまっていく。鈴木大拙が取り上げた盤珪禅師の話はまったく出てこなかった。筆者の関心が「栄西が本当に日本禅宗の開祖か?」というところにあったためなのだろう。少なくとも日本の禅宗は栄西以前から仏教の中にあったということは間違いないだろう。禅宗の縦軸が見えた点が収穫だった。


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# by oritaraakan | 2018-02-04 18:05 | 読書ログ | Comments(0)