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アブゴッシュ村の現実が突きつけるもの

BS1で偶然見たNHKドキュメンタリー「WAVE イスラエル揺れる共存の村(アブゴッシュ)」を見て、暗澹とした気持ちになると同時に、世界各地で起こっている「右傾化」が如何に不幸を生み出すかということを再確認できた。右傾化した社会はかならず「排除」を行う。それは、かつてのジェノサイドの再現につながる。日本も他人事ではない。俺はどんなことがあっても「右傾化」に反対するし、安倍政権とマスコミ、そして似非知識人たちがやたら煽りつづけている嫌中、嫌韓と歴史修正主義とは徹底的に戦うつもりだ。闘うとは勿論暴力でもストライキでもない。「草の根運動」だ。幸い俺はこれができる仕事についている。ライフワークとしての韓国語講座でファンを増やすことも大事な運動だと思っている。公的機関での講座での講演も運動なのだ。微力ではあってもこの運動のために情熱を傾ける!これが俺のCredo!!

<「WAVE イスラエル揺れる共存の村(アブゴッシュ)>番組の紹介 
2000人もの犠牲者を出したガザ紛争。停戦から4ヶ月たった今も、イスラエル国内では紛争の火種がくすぶり続けている。反アラブ感情の高まりと、憎悪犯罪の多発だ。イスラエルには全人口の20%、約140万人のアラブ系住民が存在する。いま、彼らに対し、乗車拒否や不買運動などが起こり、ヘイトスピーチや、リンチまで横行しているのだ。その象徴が、エルサレムの西にあるアブゴッシュ村だ。1947年第一次中東戦争のとき、アラブ系村長が断固として中立を保ったことから、ユダヤ人側も村の伝統を尊重するようになり、共存の象徴といわれてきた。しかしいま、村の雰囲気は一変した。番組では、アブゴッシュ村を舞台に、イスラエルの反アラブ感情の高まりを徹底取材、ユダヤ教原理主義の台頭、進むアラブ人の同化という相反する二つの大きな変化をとらえていく。そこから浮かび上がるのは、宗教国家か、民主国家かで揺れる“イスラエル自体の葛藤”でもある。

by oritaraakan | 2015-01-10 23:21 | 徒然日記  

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