IE9ピン留め

藤原和博「坂の上の坂」ポプラ社

表題が面白くて選んだ一冊。俺が今考えていることとあまりにも共通点が多くて驚いた。会社の中でポストが高くなればなるほど現場からどんどん離れていき、本来の自分の仕事、やりたい仕事からどんどん遠ざかっていってしまう。それは大変なリスクを背負うことを意味している。これを「仕事の老化現象」という。接待・査定・会議いわゆるSSKによって自分を磨く時間を奪われてしまっている人がたくさんいる・・。他人事ではない話だ。自分を成長させるには敢えて危機を演出しなければいけない。ハイリスク-ハイリターンは人生に当てはまるフレーズだということだ。日本社会が向かおうとしている「成熟社会」にはArt de vivre(アール・ド・ヴィーヴル=芸術的生活術)が必須条件なのだ。自分なりの「幸福論」を編み続ける人生・・。修正をし続けていく中で自分を磨いていく。そういう人生を歩むべきなのではないか。著者の問いは俺の懐にストレートに投げ込んできた。その為にも自分の棚卸をしなければいけない。俺の中で「これだけは捨てられないベスト3」は何か?を定めて「組織内自営業者」として働くこと。「無謀」を恐れずチェレンジし続けること。それがこれからの俺に求められているライフスタイルだ。ここで一つ掴んだ俺なりの目標がある。再度挑戦することになるが、3年後に実現したい。「本の出版」だ。どういう形態になるかは不明だが、年頭に描く自分の中期経営計画として取り組んでいきたい。
<メモ>
・渡辺淳一の「孤舟」は男の定年後の孤独を見事に綴っている。
・自由な思索の時間と家族で過ごせる時間こそ大事な時間。
・とんでも上司は直接頼んで変えてもらえ、さもなくば覚悟を決めた方が良い(辞めることも視野に)。
・将来肩書きはなくなる。その時に「私は○○ができる!」といえる自分に如何になれるかが問題。
・投資のトレーニングは積んでおいたほうがいい。「気持ちの投資」が重要だ。
・タダでもやったほうがいい仕事はすすんでやっておこう。
・マイナスの話が出来る人は余裕のある自身のある人
・「坂の上の上」を生き抜いていく上で被災地が重要なヒントをもっている。
・被災地のために貢献することが自立につながる。
・50代になる前に保険・ローン等の見直しは必ずしておくことが重要。
・「よのなかnet」が大きな知的生産を生みだした。
・人脈をつくりのはツールではない。生SNSが大事。


# by oritaraakan | 2012-01-30 22:48 | 読書ログ | Comments(0) 

赤坂憲雄・小熊英二・山内明美「東北再生」イーストプレス

<東北はまだ植民地だった>見せかけの豊かさ・・迷惑施設を公共事業と引きかけに引き受けている沖縄と同じような役割を担わされてきた地域だったという点、高度経済成長の負の遺産だという点にまず共感をおぼえた。
そして赤坂氏が提唱し、マスコミに黙殺された「自然エネルギー特区構想」についてもその存在をしることができた。政府もマスコミも原発に不利な報道はなるべくしないようにしている。巨大利権のからんだマスコミの偏向報道のひどさは目を覆う限りだ。今日本に生きている若者すべてに現地をみてもらってこの社会の復興になにができるか、みんなでイマジネーションを働かせることが極めて重要。3.11は新しい社会の入り口である!「がんばれ日本」なんてことばは日本人口の30%を占める東京圏が危機になったから出てきた言葉であってそんな言葉で踊っていたらすぐに忘れてしまう!<原発と民主主義は両立しない>これをもっともっと理解しないと、政府とマスコミのアジテーションに負けてしまう。勉強が必要だ。
<メモ>
・ダイバーの証言:震災の3時間前、海から魚が消え、海が赤く染まった。まるで海が血を流しているようだった。恐ろしくなってそのダイバーは陸にあがり、やがて津波が押し寄せて来た。
・マスコミ報道がしなければならなかったこととして元日本軍慰安婦の宋神道さんが被災した件がある。慰安婦保障を訴える人も震災には募金している、当時韓国の新聞では騒がれていた。実際安否確認に走っていた民間の人々もいたのに、政府もマスコミも取り上げることはなかった。
・「日本の転換点」「第二の敗戦」「がんばれ日本」等と言っていたのはほとんど東京より西の人達だった。
・同心円の幻想:広島原爆のときと同じ轍を踏んでいる。実際には放射能は風向きや地形によって大きく広がり方が違う。決して同心円にならない。この円で被爆認定がかわるのは如何にも官僚的視点だ。
・場当たり的基準:許容被ばく量が決まらない。1年間1ミリシーベルト(放射能管理区域)だったらすでに福島市全体が含まれる。政府はまだ右往左往している。
・現場を歩きながら「現場だからわからないこともある」と言い切るあたりの視点は重要だと思う。
・赤坂氏は学習院大学教授(民俗学)、福島県立博物館館長であり、「東北学」提唱者。東日本大震災復興構想会議委員でもある人物。小熊氏は慶応大学総合政策学部教授、山内氏は宮城県出身の一橋大学博士課程在学中の研究者
・在日3世の李相日監督が作った「フラガール」は福島を考える重要なヒントになる。

# by oritaraakan | 2012-01-28 12:03 | 読書ログ | Comments(0) 

池上正樹「ふたたび、ここから」ポプラ社

<「頑張ろう東北」なんていわれても頑張れない人がいっぱいいる。「復興も復旧もクソッたれ!」という人がいいっぱいいる。でも被災者の中には「絶対負けない!」と歯を食いしばって生きている人達がいる・・・東日本大震災は私達が変わるきっかけになる好機としなければ、多くの犠牲者たちはきっと納得しないだろう。>
著者は被災直後に被災地に入って取材をしてきたフリージャーナリストだ。そこにはすべてがフラット化した社会が広がっていた。いい意味でも悪い意味でも・・・。子どもたちは悲しみの中でも明るくいきようとしているし、私利政略に走る人もみられなくなった。戦後76年の人々の暮らしも垢もすべて一瞬にして取り去られた。「津波は風光明美な松の木が凶器となって向かってきた」「ヘドロを飲み込んで死んだ人がそこらじゅうにあふれていた」「50日間お風呂に入れなかった」という被災者の証言が示す如く、テレビではわからない内から見た津波の様子が散りばめられていて、やはり「知らなかった」ことに対して恥ずかしく思う。震災をきっかけに「人のために働こう!」と思った人やまったく働かなかった人がトイレ掃除を率先して始めたといった話が多く、絆が被災者同士で深まっている様子もリアルに描かれてある。しかし、こういったことはテレビでもやっているかもしれない。ただ、忘れてはならない重要な視点がある。テレビにも新聞にも紹介されない「目の届かないところにこそ支援が必要」だということだ。俺は今年の学生会活動に大いに参考にしたいと思う。
<メモ>
・「避難の時は絶対しゃべらない!」は学校教育で必要。(指示が聞こえないのは命にかかわる)
・震災前に準備しておいたトリアージエリアの設置が助けになる場面があった。
・これからアクセスしてみようと思う予定の団体・個人
 ①NPO法人フェアトレード東北
 ②布施龍一さん

# by oritaraakan | 2012-01-28 11:00 | 読書ログ | Comments(0) 

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こんなに忙しいのに何してんだ?という感じなのだが、今年は学校以外の社会人向け文化講座で過去最多の5講座を担当することとなりそうだ。市民大学・県民カレッジ・新聞社カルチャーセンター・ヤマハ文化講座・国際交流協会講座・・・これを勤務外でやっていく。まあ今の年齢を考えれば、自分の修行だと思えばいい。それからお小遣いを一銭ももらっていない身としては、本代稼ぎにもなる。一石二鳥というわけだ。まあ、楽しんでやっていこう!!

# by oritaraakan | 2012-01-26 22:21 | 徒然日記 | Comments(0) 

ゆずれないこと

日本語学科で大切にしてきたこと・・・それは職員同士の信頼関係!互いに大切に思い、尊敬しあうそんなチームをつくってきた。しかし、ある事件がおこった。俺が知らない場所で新人職員の一人がもう一人の新人職員に心ない言動を半年以上吐き続けていたのだ。この言動で一人の優秀な職員がやめようとしている。その人が抵抗力がないという問題で片付けるのは簡単だ。しかし、俺はこういう人間の根本的な部分を理解できない輩は日本語学科においておけない。どんな形であれ、一人が辞めることになればもう一人も契約更新はしない。それが俺のイズムだ。くだらんといわれても仕方ないが、人の心を蹂躙して平気な顔をしている人を俺は放っておかない。

# by oritaraakan | 2012-01-25 21:59 | 徒然日記 | Comments(0) 

レイチェル・カーソン「沈黙の春」新潮文庫

「20世紀を震撼させた100冊」に載っていた一冊だ、今日の環境問題のバイブルという位置付けがなされていたが、その意味がわかった。この本自体は1962年に書かれている。当時、DDTやPCBといった物質をはじめとする農薬、殺虫剤、殺虫スプレーが猛烈に開発され、散布されていた。この異常な自然への暴力がもたらすガイヤの復讐を氏は予言している、近代化というものがもたらした「自然との闘い」そして「邪魔者の抹殺」は森を川を海を死にいたらしめている。殺虫スプレーは更に抵抗力のある生物やウイルスを作り出し、地球の循環運動を異常な次元にもっていってしまった。地球上の70%を占める昆虫から「害虫」を勝手に指定し、殺戮したその代価を今後現代人は払わされることになる。昆虫は恐るべきスピードで抵抗を繰り広げている。この本でショックだったのは。自分が飲み食いしてるすべてのものが、実はすでに有害な物質によって犯されてしまっているということだ。土壌と水の汚染という植物にとって致命的な汚染が全世界に及んでしまっている。鳥インフルエンザなど直接の原因ばかりに眼がいって、眼に見えないものには関心すら抱かない現代人の盲点をカーソンは見事にあぶりだしている。細胞の酸化作用を封じる成分が農地や森、川にまき散らされている以上、セーフティーゾーンはない。放射線もその一つだ。そうすると今の原発問題がかなりリアルな問題として迫ってくる。
氏が提唱している救いの道は生物学的コントロールという手法だが、現代ではこれも万能とはいえないだろう。
最後にカーソンが語っている一節を抜粋しておきたい。

私達が住んでいる地球は自分たち人間だけのものではない。この考えから出発する新しい、夢豊かな、創造的な努力には≪自分たちの扱っている相手はいのちあるものなのだ≫という認識が終始光り輝いて いる、≪自然の征服>これは人間が得意になって考えだした勝手な文句に過ぎない。

# by oritaraakan | 2012-01-22 22:56 | 読書ログ | Comments(0) 

戸羽太「被災地の本当の話をしよう」ワニブックスPLUS新書

陸前高田市の市長として愛する妻を失いながらも市民と職員のために奔走した氏の「生の記録」だ。被災地を見た後、俺の意識は僅かだが変わった。「震災から何も学んでいない」という気持ちが津波のように押し寄せて来た。盛岡の書店でこの本を買い、ハヤブサのなかで一気によんだ。被災地復興のために、住民の目線がどれだけ大切かを教えてくれるし、スピードがいかに大切かも実感できた。行政の堕落ぶりもかなり浮き彫りになった。他の省庁から送られたガソリンには自衛隊員が手も触れられなかったり、まったく馬鹿馬鹿しい判断が随所にみられたり、心ない一部議員の物見遊山ぶりも描かれていて、被災地から見て如何に行政が足かせになっていたかが実感できた。そんな中でローソンやイオン、ワタミなど民間企業が果たしている役割の大きさもまた反対に浮き彫りにされていて興味深かった。復興というのは簡単だが、身内が行方不明になっている場合、そのスタート地点に立てない。そういう人達がスタートに並ぶのを待つということの重要性もこの市長の話で理解できた。みんなで復興させるふるさとは政府が考えているような高層ビル構想ではない。本来のあたたかい町の復興なのだという単純な視点をわすれてはならない。事態収拾ではなく、市民が生きる喜びを感じられるように!子ども達の笑い声が響く町にするように!今からが本当の戦い。そのためには私達日本国民がすべきことは「忘れないこと」。被災者は365日24時間被災者なのだ。これを忘れてはいけない。その為にも震災から学ぶことが大切だろう。

# by oritaraakan | 2012-01-22 22:54 | 読書ログ | Comments(0) 

伊集院静「大人の流儀」講談社

これも盛岡の書店で買った。伊集院さんは在日であり、故夏目雅子の夫だから余計に気になる存在だ。はっきり言ってこの本で記憶にのこった部分を書き出し、所感を記しておきたい。
<恩師の書棚に積まれた本の山をみて「これ全部読んだんですか?」と聞いたら先生は「すべては読んでいません。これから読むんです。人間が如何に愚かで、如何に素晴しいかを知るのが学問の最初です」とこたえた。>
・・・最初に愚かということばが来たところに凄く共感した。俺もそうだと思う。
<喧嘩のプロ曰く「こちらに九分の非があっても、いったん始めたらブクットせんことですわ。押しまくったら必ず突破口は見つかりますわ。そういうもんですよ。諍いっちゅうもんは。」>
・・・ふむふむ変に納得・・
<作家の城山三郎は「無所属の時間」を大切にした>
・・・オイラもそうしたい!
<企業の価値は資産、資本金、株価などではない。企業の真の価値は社員である。人間である。>
<企業の素晴しいところは、そこで働く人々の人生も背負っていることだ>
・・・当たり前だが、忘れているトップは数知れない。社員の生活を真に思いはかることのできるトップがいればその社員は幸せだ。少なくとも俺は自分の学科でそういうリーダーでありたい。

# by oritaraakan | 2012-01-22 22:53 | 読書ログ | Comments(0) 

加藤昭吉「計画力を強くする」BLUE BACKS

ここでの計画の定義は「目的・目標を実現するために構想を練り、その構想を具現化するために必要な段取りや手順を考えること」となっている。昨今計画力が衰えたのは「豊かな生活」に慣れたことと関連がある。リスキーなことを取らず、安全志向で生活する傾向は日本において殊に顕著だ。もともとリスクの語源が「その日の糧を稼ぐ」という意味だったことを考えると、リスクをとらない計画は人間としての活力を得られない計画に過ぎないということになる。もちろんリスクを取るだけでもだめだ。「ゴールを定めてからの計画」でなければ流されるだけだし、モチベーションも上がらない。スケールの中で今の位置を確認しつつ進んでいくことは計画の基本だろう。人生でも同じだ。例えば今俺は47歳だが、家庭と仕事の両立と、経済的基盤の充実、マネープランの明確化を図らないといけない時期だということを意識して臨まなければならない時期だ。そういうことを意識するのとしないのでは天地の差ということになる。そして必ず訪れるであろう危機に備えること。最悪のシナリオも想定して覚悟しておくことが力強い人生を支えることになる。今年取り組んでみよう。

# by oritaraakan | 2012-01-22 22:52 | 読書ログ | Comments(0) 

国際交流パーティー!!

昨日、学校で国際交流パーティーを実施した。このパーテイーでは「うたりんぴっく」といって第一言語以外の歌を披露し、競い合う企画を毎年しているのだが、今回は地元高校2年生(日本人)が参加してくれて、彼女の一言に思わず胸が熱くなった(彼女は車椅子がなければ動くことができない身障者)。
「自分はこのように体が不自由です。でも将来世界にいるもっと困難な人達を助けるボランテイアをしたいです!それが私の夢です!」
と淡々と語り、We are the worldを歌いあげた。
今年は被災者から、そして身体の不自由な方から大切なことを教えられている。本当に感謝!!
パーティー全体も日本語学科スタッフの素晴らしい対応や日本人学生の積極的な関わりで、いい感じにもりあがった。最後はファンモンの「それでも信じてる」を歌いながら大ウェーブ!楽しかった~^^

# by oritaraakan | 2012-01-21 11:01 | 徒然日記 | Comments(0) 

被災地にいって考えたこと

被災地に実際に足を運び、被災者にあい、感じたことは数知れないが、特に痛感しているのは「震災から俺は何も学んでなかった」ということだ。忘れない!と口でいうのは容易い!涙を流すのなんてあまっちょい!同じ日本人としてこの大震災と、被災者の人達のその後の人生を通してもっともっと学ばなければならない!ということだ。俺は今年の読書にこのテーマを盛り込みたい。年間100冊は当然のラインだが、この中で最低20%を震災関連書籍に当てたいと思う。そしてもっともっと関心を持つことにしよう。そうして強くインプットすることを今年の目標にしたい。

# by oritaraakan | 2012-01-11 21:52 | 徒然日記 | Comments(0) 

2012年を迎えて 2

人ってのはわからないものだ。よかれと思って話したことが仇になることもある。俺は結構こういうことを気づかずに繰り返してきたのかもしれない。まあ、終わったことはもういい。やるべきことは既にはっきりしている!迷わず突き進むだけだ。仕事もプライベートも大革命を起こしたい!

# by oritaraakan | 2012-01-09 00:39 | 徒然日記 | Comments(0) 

被災地にて

盛岡での研修参加前日、仙台の荒浜(被災地)を2時間かけて歩いた。感じたことは「五感で感じないと津波の恐ろしさが分からない」ということ。俺も勿論「わかってない」一人。今回忘れられないことは偶然被災者に助けられたこと。帰り道、数少ないバスを逃して歩いていたら、被災者の方が車に乗せてくださった。その方の隣には孫娘らしいかわいい女の子がちょこんと座っていて、話を聞かせてくれた。この方は被災当時仙台空港で仕事をしてらっしゃたそうで、家も家族も親戚も津波に飲み込まれてしまい、今は仮設に住んでいるそうだ。あまりにも淡々と東北弁で話されるので、圧倒されると同時に胸が熱くなった。「少なくとも忘れちゃいけない!」今までの自分を大反省。仙台の新聞、河北新報には今でも行方不明者の数が現在進行形で一面に掲載されている。微々たる体験だが五感で感じた被災地の状況をしっかり記憶しておこうと思う

# by oritaraakan | 2012-01-09 00:29 | 徒然日記 | Comments(0) 

2012年を迎えて 1

危機を迎えるというのは成長のチャンス。俺にとって今年は年男として迎える年でもあるが、パラダイムシフトを始動する年にもなりそうな予感がする。その予兆はすでに俺の内部で鼓動を打ち始めている。

# by oritaraakan | 2012-01-05 00:57 | 徒然日記 | Comments(0) 

2011年を振り返って 2

久しぶりに手帳に真剣に向かい合うきっかけを得られた年末を迎えられたことが、強く印象に残っている。モレスキンとの出会い・・これがどう展開するかは不透明だが、自分の歴史に新たな1ページが刻まれる予感^^家庭的には長男の精神的試練へのサポートを根本から見直すきっかけを与えられた年であり、次男坊はサッカーの才能を開花させた年であった。本当に感慨深い1年だった。

# by oritaraakan | 2012-01-05 00:52 | 徒然日記 | Comments(0) 

2011年を振り返って その1

今年の最大のニュースといえば3.11だが、日本語学科では大連河原日本語学校の閉校が一番ビックニュースだった。俺たちは中国に足場を失い、募集が一気に冷え込んだ。その現実をうけ、今までノウテンキだったトップがやっと腰をあげ、中国・ベトナムへとパートナー探しに躍起になってくれた。その成果として今月21日遼寧省国際交流協会と共同出資で「中山日本語中心」の提携合意調印式を富山で開催できた!とにかく広報!開拓!交渉!の勉強をかなりさせてもらった1年だった。いろいろお叱りもうけたが、俺自身が飛躍できた1年だったと思う。

# by oritaraakan | 2011-12-29 23:24 | 徒然日記 | Comments(0) 

猪瀬直樹「言葉の力」中公新書ラクレ

サンデル教授の白熱教室は「言語力」に支えられて実現している。今の日本の大学の現状ではかなり難しい。デイズニーランド化している日本の現状を突破できるのは、日本人の「言語力」の向上が大きな鍵を握る。サッカーひとつ例にとっても、一つのパスに込められた哲学を追究するヨーロッパサッカーでは「なぜ今そのパスだったのか」が重要だ。しかし、日本では監督の指示を仰ぐことはあってもその哲学を語れる「言葉」が欠けている。だから、語れる選手、監督は強いリーダーシップを発揮できるわけだ。日ごろの「なぜ」がとても大切だ。知ったかぶりをせず、「当たり前だ」で片付けず、疑問を抱いて見る。そこから問題意識というのは芽生えてくるわけだ。戦後「考える言葉」「心に訴える言葉」を失った世代に成り下がった日本人を再生させる道は何か?感性を研ぎ澄ませる道だ。知力に握力(=ことば力)を持たないといけない。言葉の力は検索する力とも言い表せる。著者は東京都庁で「<言葉の力>再生プロジェクト」を立ち上げて実践している。俺も「プランナー」として言葉の力を磨いていきたい。
<メモ>
・本は衝動買いして時間順に書棚に並べておけ!その買った本の表題は、その時気になった言葉であるからだ。
・行政にはからっきし弱い日本のマスコミ!政治家とマスコミに言語力が決定的に欠如している。

# by oritaraakan | 2011-12-18 00:03 | 読書ログ | Comments(2) 

姜尚中「リーダーは半歩前を歩け」集英社新書

副題に「金大中というヒント」とある。2009年に亡くなった元韓国大統領であり、正に反骨精神を体現した人物である。朴政権下において何度も死の瀬戸際に立たされながら、自分の主張を曲げず、大統領に上りつめた類まれなリーダーだ。彼と直接対談した時の一言一言がとても参考になる。リーダー論として考えると今一つだが、金大中の生の話がやはり印象に残った。
「私は目の前の利益ではなく、自分の信念に従って行動してきました。国民への尊敬と愛に突き動かされて決断してきました。だからこそ、国民も私を支持し、生かしてくれたのだと思います。」
「私は世界の名作小説と呼ばれるものは、ほとんど読みました。(中略)おそらくそこには人間の霊魂から出て来たような、不滅の声のようなものがあるのでしょうね。」
「とのような人でも使えるというのは、リーダーに欠かせない能力の一つですね。聖書の『ロマ書』に『汝、復讐するなかれ、復讐するは我にあり』という言葉がありますが、それを思い出しました。」
「歴史的にみると、相手に対して寛大な国が栄えている」
「リーダーは『書生的な問題意識(歴史観・世界観)』と『商人的な現実感覚』の二つを兼ね備えていないと本物にはなれない」
「何かしようとするときには三度考えろ(熟考することでリスクヘッジができる)」
「リーダーとして成功するのは国民よりも『半歩先』を歩く!」つまり離れすぎず、近寄り過ぎずが大事」

# by oritaraakan | 2011-12-18 00:01 | 読書ログ | Comments(0) 

堀正岳・中牟田洋子「モレスキン『伝説のノート』活用術」ダイヤモンド社

ついに俺の新しい相棒になったモレスキン!今回の東京出張で買ってきた。この本は事前に買って読んでいたのだが、実際あまりのシンプルさに圧倒されて、既存のダイヤリーにするかで随分悩んだ。でも、やはり最後はモレスキンになったのだった。ナイスチョイスだと今確信している。「いつも持ち歩く外部脳、外付けHDDという役割を果たすツールであること」「感情を記録するツールであること」「ルールは自ら作り、人が作ったレールを走らないこと」などが決定の要因になっているが、本書で「検索機能の付加」であるとか「ユビキタス・キャプチャー」「スタンプ・シール・挿絵の使用」「デイリー・ウィークリーレビュー実施」「GTDシステム」など具体的なモレスキンスキルが紹介されていたため、使用開始が結構すんなりいった。この一冊で俺のモレスキンライフは走りだした形だ。俺なりのモレスキンを作っていく!と考えるとワクワクしてくる!

# by oritaraakan | 2011-12-17 23:59 | 読書ログ | Comments(0) 

池上彰「伝える力」PHPビジネス新書

基本的に言っていることで目新しいことはなかった。というより新聞のスクラップ重視とかいう情報収集の面で俺と共通点があってあっという間に読めた。メモ欄に再度記憶しておきたい項目を書いておきたい。とにかく「知ったかぶり」と「驕り」は敵なのだ。その点が再認識できただけでも収穫だ。
<memo>
・警察庁=全国の警察本部の総括箇所、警視庁=東京都の警察本部
・他者の意見に謙虚であることが基本
・映画・小説・ドラマを伝える技術の宝庫として接してみる
・結婚式の定番話・・「三つの袋を大切に」:給料袋・お袋・知恵袋・堪忍袋・胃袋・手袋などから選択
・自信をもって相手の顔をしっかり見て!
・「嫉妬社会」日本では自慢話は抑えるべし!
・陰口をたたかないことも大切!
・謝ることが危機管理につながる
・良い文章の丸写しが文章力向上の近道!

# by oritaraakan | 2011-12-17 23:59 | 読書ログ | Comments(0) 

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